" 軽自動車の査定で損を避けるコツ

軽自動車の査定相場は特別

軽自動車は、あらゆる車種の中でも特に中古車の値打ちが高く、古くなっても結構な値段で売られていることをご存知でしょうか。

中古車販売店に行く機会があったら、ぜひ中古軽自動車を探してその値段を見てください。

例えば普通車だと3年ものともなれば評価額は新車の半額程度になってしまうと言われますが、軽自動車の場合は3年もの、走行距離2万~3万キロのものでも100万円以上の値段がついている軽なんていくらでもあります。

ちょっと装備が良かったりターボ車だったり、またボディーカラーが黒だったりすると、120万円を超えるものも珍しくありません。

このように、中古車人気の高い軽自動車の場合は普通車よりもはるかに値落ちの度合いが小さいのです。

中古車の相場が高いということは、それだけ中古車の需要が大きく中古の軽を求める人がたくさんいるということです。

そもそも軽自動車はその経済性が大きなメリットになっていますが、経済性を求める人たちは維持費だけでなく車両価格も手頃なものにしたいということで、購入しやすい中古車を求めているのだと思います。

また、奥さん専用のセカンドカーや日常の足として、古くてもいいから割安な軽自動車を求めるというケースも多いのでしょう。

10年以上経って走行距離8万キロ超、10万キロ超といった結構古い軽自動車でも、50万円台とか60万円台の価格でたくさん売られています。

このような値段で売られているということは、当然ながら車買取店などの買取査定額も普通車と違って相場が高いということを意味します。

軽自動車の買取査定額は業者オークションの落札相場が基準になるのが通常ですが、人気が高く売り捌きやすい軽自動車は落札価格も高くなり、普通車とは違った様相の落札相場になっています。

ですから、中古の軽自動車を売る場合は、この相場に出来るだけ近い査定額を目標にするのが損をしないための秘訣になります。


■軽自動車の査定のときのNGポイント

3回ほど経験がありますが、新車から7年以上経っている普通車だと、新車ディーラーではほぼ間違いなく「償却期間(6年間)を過ぎていますので下取り査定額はゼロです」といわれます。

軽自動車を下取りに出した経験はないですが、ゼロ査定にはならないにしてもやはり新車ディーラーでは実際の相場に近い査定額は期待できないでしょう。

そもそもディーラーの査定基準が実際の相場を反映したものにはなっていないからです。

ですから、軽自動車の査定で損をしないためのNGポイントの一つ目は、

○ディーラー下取りに出すのは絶対に避けること

ということになります。

さて、ディーラー下取りはダメなので車買取専門店に査定・買取をしてもらうことになるのですが、

この車買取店の査定での注意点が二つ目のNGポイントになります。

それは、

○1業者だけの査定で売却を決めるのは絶対に避けること

ということになります。


■軽自動車の査定は必ず複数業者で行うこと

では、なぜ1業者だけの査定ではいけないのか、という点ですが、

言うまでもなく車買取業者は「出来るだけ安く買って、できるだけ高く売る」ことによってビジネスを成立させています。

ディーラーよりは高値の査定を期待できるのは確かですが、1社だけの査定だと我々素人ではその査定額が実際の相場に本当に近いものなのかどうか判断できません。

車買取のプロに対して、相場のデータさえ持っていない私たち素人が「もっと高いんじゃないの」と言ってみたところで敵う訳がありません。

最初の査定より5万円上乗せしてもらったと喜んでいたら、実は相場より10万円以上も低い売却額だったなんていうことも珍しくありません。

素人がプロである車買取店に本気を出してもらう方法は、

複数の業者に査定してもらい査定額の競争をしてもらうこと

これしかありません。

何箇所かの買取業者に競争してもらって、初めて私たち素人は自分が売ろうとしている軽自動車の実勢相場をうかがい知ることが出来ます。

買取店を順に何箇所か回り「○○では○○万円でした」と伝えて査定してもらうのもいいでしょうし、一括査定の無料サービスを利用すればもっと簡単に業者どうしの競争をしてもらうことが出来ます。

車買取業者は車を買い取ってナンボのビジネスです。中でも軽自動車は上で紹介したように中古車人気が高いので、どの買取店でも欲しい車種です。

一括査定をうまく利用すれば5社、6社、あるいはがんばって10社くらいの業者に競争してもらうことも決してむずかしいことではありません。

ネットを調べていると、10社以上に同時に査定をしてもらい、ヨーイドンで入札してもらい最高額のところに売却したなどという例も見ることが出来ます。

中古の重要がたくさんありどの車買取店でも買い取りたがるのが軽自動車です。

遠慮など必要ありません。出来るだけ多くの買取業者に出張査定をしてもらい、査定額が一番高いところに売却しましょう。

これが軽自動車の査定で損をしない唯一の方法です。

業者は間違ったイメージに乗っかり買い叩こうとする

上でも説明しましたが、軽自動車は中古になっても人気の衰えず値落ち幅が小さい車種です。

普通車と違い、古くなっても高値で査定・売却することのできる唯一の車種と言ってもいいでしょう。

ですから、もし「軽自動車は普通車に比べて車体も華奢だし車格も落ちるから、普通車のような査定額は付かないかもしれない」などというイメージを持っているのでしたら、すぐにそのような間違ったイメージは払拭してください。

事実は全く逆なのです。

軽自動車を売ろうとしている素人の人がそのようなイメージを持っているからといって、買取店がそれを糺してくれることはありません。

糺すどころか、そのイメージにつけこんで出来るだけ安く買い取ろうとすることでしょう。

買取店の査定マンが「いくらぐらいで売りたいと思っていますか?」と聞いてくるのは、それを聞くことによってオーナーの相場イメージを探っているのだということです。

実際の買取相場が60万円の車についてオーナーが「30万円くらいかな」と答えると、その30万円がベースになってしまいます。

最初から「いや、相場は60万円くらいですよ」と教えてくれる買取店など絶対にいないと考えた方がいいでしょう。

買取店としては「顧客が30万円で満足なら何もそれより高くする必要はない」ということなのです。

1業者だけを相手にする限りプロとアマチュアの勝ち目のない交渉となり、この60万円という実際の相場は絶対にあぶりだされないと思います。

だからこそ出来るだけ多くの業者に査定をしてもらう必要があるのです。

軽自動車専門の中古車販売店があることからも分かるように、軽自動車は車買取店にとっては利益の出る魅力的な車種だと思います。

ですから軽自動車の査定を行う場合、たとえ多少古くても「買い取ってもらう」という意識でなく、「買い取らせてあげる」というくらいの意識でちょうどいいのではないでしょうか。

「軽だから強気になれない」と思うのは間違いであり、軽自動車だからこそ強気で臨むべきなのです。

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